利府の名物桜巡り

昨年の春に隣町の利府町の桜見物でもしようと歩いてみた。自宅から以前勤めていた幼稚園の駐車場に車を置かせてもらいました。(事前に連絡はしてます)一応。山歩きのスタイルで必要なものをザックに詰めて歩き出します。まずは菅谷の不動尊にある枝垂れ桜、ここには結構本数があり樹齢も古いので壮観である。ここの不動尊は「日本三菅谷霊場」と銘打っている。何だろう「三大不動尊」ではない。菅谷不動尊で検索すると新潟県不動尊がヒットするが利府は?である。ともかく今日の安全を祈願して次に移動する。町中を東に突っ切り「藤田の夫婦桜」を目指す。集会所の敷地?逆か桜があるから集会所ができた。ここも立派な桜です。一息入れて次は「春日の枝垂れ桜」利府街道のすぐ脇です。個人宅の敷地内と思われるので写真撮影で移動します。今回は参拝しませんでしたが近くには地名になった「春日神社」もあります。次は利府のお城跡がある館山へ利府街道を仙台方面へ歩き始めて数分で有名な「勿来の関」跡(名古曾と書く説もあるが)

とにかく多賀城府から北へ向かう要所だったことは間違いないと思います。前回の投稿での長根街道の起点ではと小生は考えます。かの昔、坂上田村麻呂が北方討伐に向かう際に通ったと思われます。さらに数分で県警交通機動隊の本部がありその南側の旧道を西に歩むと利府小学校が現れます。小学校の西側に館山に続く九十九折の坂道が現れます。利用する人が少ないので路面が苔むしています。滑らないように注意しながら登るとやがて開けた頂上に出る。ここには数十本のソメイヨシノ(多分)が咲き誇っていました。外人さんのグループがシェフ同伴で屋外ランチを楽しんでいました。流石、国際交流の町利府ですね。私も持参したコンビニおにぎりで昼食、食後はドリップコーヒーで一服。歩いて汗かいた後のおにぎりとコーヒー「うまい!」帰りは北側の舗装道路。今は殆ど北側から登っていますね駐車場も完備されトイレもあるので便利です。30分ほどで車を置いた駐車場に戻れました。そう歩行距離は6.5kでした。時間はゆっくり見学しながらでしたので3時間半ほどかかりました。いい汗かいた一日でした。

今度は自分の町も歩いて回りたいと思いますが。・・・名所が少ないので・・

長根街道を歩く

秋の一日、平安の昔、坂上田村麻呂蝦夷討伐の為に多賀城府から胆沢城まで行軍したといわれる長根街道を歩いてみた。大和町の小鶴地区にある長根街道一里塚という道標のある砂利道から歩いてみた「大和町まほろばの里」にも紹介されています。入り口には「農業用私道」となってましたがありてみました。途中には太陽光発電施設ができてました。その周りはイノシシが餌のミミズでも探したのでしょうか掘り起こした跡が無数にありました。そこからしばらく歩くと今度は熊の形跡、山クルミのきに餌をあさった「クマ棚」がありました。左手に一里塚が現れます。こんもりと高くなっていて。入り塚の新しい柱が立っていました。そのすぐ近くには三角点も設置されてます。そこからすぐ利府町との境界で分岐が現れます。右は農道です。下りになっています。一方長根街道は藪に埋もれていました。よく見れば過去の踏み跡がわずかに見て取れます。藪をかき分け進むと倒木があったりで完全に自然に戻っていました。約1時間の歩行でした。利府側の出口はゴルフ場の作業道に出ます。そこから先は舗装された「荒川静香」のロードとなります。