長根街道を歩く

秋の一日、平安の昔、坂上田村麻呂蝦夷討伐の為に多賀城府から胆沢城まで行軍したといわれる長根街道を歩いてみた。大和町の小鶴地区にある長根街道一里塚という道標のある砂利道から歩いてみた「大和町まほろばの里」にも紹介されています。入り口には「農業用私道」となってましたがありてみました。途中には太陽光発電施設ができてました。その周りはイノシシが餌のミミズでも探したのでしょうか掘り起こした跡が無数にありました。そこからしばらく歩くと今度は熊の形跡、山クルミのきに餌をあさった「クマ棚」がありました。左手に一里塚が現れます。こんもりと高くなっていて。入り塚の新しい柱が立っていました。そのすぐ近くには三角点も設置されてます。そこからすぐ利府町との境界で分岐が現れます。右は農道です。下りになっています。一方長根街道は藪に埋もれていました。よく見れば過去の踏み跡がわずかに見て取れます。藪をかき分け進むと倒木があったりで完全に自然に戻っていました。約1時間の歩行でした。利府側の出口はゴルフ場の作業道に出ます。そこから先は舗装された「荒川静香」のロードとなります。